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仮面うつ病

身体症状、たとえば、頭痛や背中の痛み、不眠、めまい、など、を主に訴えることから、それがうつ状態の症状であることが見落とされがちになることがあります。それを「仮面うつ病」といいます。現代病のひとつとされ、ストレスが影響していることが多いです。
仮面うつ病の場合、患者さんはいろいろな医師、各科を訪れるものの、その原因がはっきりせず、つらい思いをますます募らせることになります。ところが「うつ病」であることがわかり、うつ病の治療を始めたとたん、これらの身体的症状も回復することがあります。このように身体症状が全面に出るうつ病もあるということを心得ておくとよいかと思います。身体症状でその原因がはっきりしないときには、うつ病もその可能性としてチェックしましょう。
仮面うつ病は、年代における特徴はなく、思春期から老年期まで各世代にわたります。引き金は、生活環境の変化です。
また、「病前性格(びょうぜんせいかく)」が、病気を引き起こす原因として特徴的に認められることがあります。
一般に頑張り屋さんで、仕事熱心な方がなりやすいようです。人からの頼みごとや命令を断れず、仕事の責任を果たそうとしてストレスがたまりやすいのです。
仮面うつ病の治療は、うつ病に準じます。ただ、身体的症状が、本当にうつ病によるものなのかをチェックするために正確な診断を受けることが非常に重要です。たとえば、不眠の場合、通常の睡眠薬ではうつ病による不眠には無効なことが多いのです。抗うつ薬が利くことが多いのです。

 

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